レシピ、店員さんの育て方、服屋
玄人、匠、免許皆伝、人間国宝、業師、有段者、士業、教師、医師、、
何かに長じている人を指す言葉は、いくつもある。
長い年月、修行や経験を積み上げ、ある一定の領域へ到達するプロフェッショナルの事だ。
私の中でのプロ定義は、こうだ。
「如何なる状況下であろうと、動ずる事なく、繰り返し事を成せる方」としている。
故に、個体差はあれど、一般にはその力量を信用しプロとして利用させてもらう。
しかしながら、日常生活に置いてはさまざまなセミプロに身を委ねる事の方が多いだろう。
特段、高度なトレーニングを受けたことは無いが、経験というかけがえのないトレーニングを繰り返す事で技を手にした方々の事だ。
見習い、研修中だった昔を思い起こせば、セミプロへの道も決して簡単では無い事が理解出来る。
さて、本題に入ろう。
私は、洋服を買う際、決まった行動を取ることが多い。
それは、店員さんの育成だ。
馴染みの店でも、初めての店でもほぼ同じルーティーンを取り入れる。
1、まずは、店内を流し、少し慣れなた感じの店員を物色する。
2、これと決めた店員の前で立ち止まり、反応を窺う。
3、色違いの服を2枚取り出し見比べる。(一番似合う青と絶対ダメな黄色でやる事にしている)
第一段階の仕込みはここまで。
大概は、このエサに食いついてくるから大丈夫だ。
青の方が、お似合いですね。😄
ありがとう。やっぱり青か、、
他の色も有りますか?
このファーストアプローチから店員のやる気度、本気度、そして、力量を見極める。
じゃまくさがらずに、何枚も服を持って来てくれたら、ほぼ合格。
この後、仕上げに入る。
最近の店員は、名札を付けているので、必ず確認の上、わざわざ名前を読んで声に出して覚える。
たまき、さん。
よしッ、今日は、玉木さんにお願いしようかな。
予算は3〜5万円。
目的は、多人数参加の食事会用。
来週です。
そこに着て行くので、格好良くしてくれませんか。
玉木さんに任せます!
と、全てを委ねる。
すると、どうだろう。
玉木さんの目が、疑いながらも本気モードに変身する。
ここまで来れば、ほぼ完成。後は、玉木さん次第だ。
必ず買って帰る事を伝えれば、最近の流行りは、ああだこうだ。でも私は、こちらの方が好きですねー、、
ちょっと、待って下さい。
これなんかも、如何ですか?
こうなれば、後は、ハウスマヌカンのプロ意識が最優秀作品へと導いてくれる事だろう。
私は、基本的にファッションセンスが低いと自負している。
長きに渡る試行錯誤の末に、この方法を会得したのだ。
今のところ、満足の行く買い物が出来ている。
が、しかし、いつの日か、ドン小西みたいするマヌカンに出くわさないかと言う不安も持っている。
できれば、石田純一の素足にスニーカー辺りまでにしてくれると有り難いのだが。
★★★
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