3種類の英会話
英語がペラペラと話せるってどんな気分になるのでしょうね。
私は、とにかくカッコイイ姿を想像してました。
では、実際にはどんなことが出来るようになると英語ペラペラと実感できるのでしょうか。
英語をぺらぺらと話せる人達に聞いてみますと、「人によって違うんじゃないの」って答えが返ってきます。
え、どういう事? ぺらぺらに種類があるということなの?
いえいえ、そうではありません。
これは、人により目標にしている英会話のレベルや種類が違うから!
ということを意味しています。
では実際のところ、皆さんどんな英会話力やレベルを目標に英語の勉強をされているのでしょうか。
まずは、分かり易い基本的なところから行きましょう。
- 旅行英会話
- ビジネス英会話
- 友達と話すための英会話
大きく分ければ、この3つです。
殆どの人が、この3つのどれかを目標にしているようですよ。
しかし、満足できるレベルに個人差がありますので実際にはもう少し細かく分類されるかもしれません。
(注)留学のための英語力は、特別にAcadmic Englishが必要です。
旅行英会話
旅行英会話では、グループ(団体)旅行、修学旅行、卒業旅行、そして、個人旅行、二人旅と種類はいろいろありますね。
そして、それぞれに必要な英語力が違います。
★★
グループ(団体)旅行の場合は、通常添乗員さんが同行してくれますので、空港やホテルのチェックインで英語で名前を言って笑顔が作れれば困りませんよね。
まして、最近の入国審査は自動化されており、パスポートと顔認証のスキャンをされるとゲートが開いて進んでください。
ピンポーン、はいどうぞ、で終わりです。
日本のパスポートは凄いです。
他の国の人達はやたらと質問されているのを見かけますからね。
旅行中に、英語を一番たくさん使うタイミングは、自由行動でのお土産屋さんやカフェでの注文の時でしょうか。
後は、両替が必要になった時も、街中にある両替所(Money Exchange)で少し英語を使います。
ただし、今回が初めての海外旅行という方は、自分の英語でも通じるか、理解されるのかとても心配ですよね。
まして、最近は格安航空会社(LCC=Low-Cost Carrier)を利用する人も増えましたから、フライトアテンダントに日本人(もしくは、日本語の分かる人)がいるとも限りませんから、とても心配です。
★★
修学旅行の場合も、グループ旅行と同じく添乗員さんが重要なところではヘルプしてくれますので、やはり英語を使う場面はお土産屋さんが主軸です。
しかし、修学旅行の場合は一般のグループ旅行とは違い、英語での課外活動を要求されることもあります。
この点では少しレベルの高い英語を使うかもしれませんね。
よくあるのは、少人数のグループに分かれて現地の人達にインタビューをするというものがあります。
これは、かなり緊張します。
心臓が、バックンバックン音を立てることでしょう。
でも、使う英語は学校で習う英語ばかりなので心配はいりません。
I am a Japanese student.
Could(can) I ask you some questions?
このような感じの英語を使っての課題ですね。
★★
卒業旅行は、参加人数にもよりますが、大体英語の得意な友達に頼りがちになります。
英語が得意な人はどんどん楽しく現地の人と会話しますが、苦手な人はカフェで注文する時にも友達に頼ってしまうかもしれません。
このときは、きっとこう思うかもしれませんね。
あぁ、もっと英会話の勉強しておくんだったと。
あッ、今そうそうと思ってませんか?
もし、自分もそうかもと思った方で英会話の勉強を考えているのなら、⇒このページをちょっとチェックしてください。英会話スクールのリスト作っておきました。
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個人旅行の場合、英語が本当に苦手で一言も話せないと言う方は海外旅行に行かないと思いますので、その場合はこの先は読まなくても良いかもしれません。
しかし、彼氏、彼女に海外旅行に誘われるかもしれませんし、中の良い友達があなたを海外旅行に誘ってくるかもしれませんよ。
同じ海外に行くなら、少しは英語を話してみたいと考えるなら、続きをどうぞ。
彼氏、彼女、友達をびっくりさせてみませんか。
そんな時は、ここを読んでみて⇒ パッチワーク英会話(作業中😁)
ビジネス英会話
ビジネス英会話で重要なのは、パンチの強い英語です。
えッ、パンチ? 何のこと?
すみません。ここでいうパンチの強い英語とは、ハッキリと伝える英語という意味です。
英語は、一般的な日常会話でもハッキリとした表現が多くあります。
最も代表的な表現は、皆さんもよーく知っている、I love you. ですね。
相手の目を見て、愛している。
なかなか言えませんよ、実際。
英会話を習い始めると、いつかは使う表現かもしれません。
それまでに、十分に練習を積んでおいてください。
ま、それは冗談として、
こちらは、いかがでしょうか。
I don’t like it.
I don’t think so.
英会話の勉強を始めると、これが一つの壁になる方も多いのです。
日本語(日本人)の会話は、相手の意見を尊重しながら、場の雰囲気を読みながら言葉を選んで話します。
なので、えーと、もしだよ、ひょっとすると、かもしれない等々、自分も含めた話している人が間違えたことを言ったときに、大丈夫、大した内容じゃないから、みんな間違うこともあるから、と思いやり一杯の会話法なんですね。優しいですね。
もちろん、会社で働く場合は、日本人同士でもハキハキと答えを求められるでしょう。
それでも、「詳しくは知らないのですが…」「聞いた話によりますと…」、なんて相手を気遣う言葉を先に置きますよね。
英語でも、当然そういう表現はたくさんあります。
例えば、こんな感じの英語です。
I think your idea is very good but ~
It may(might) be ok but ~
いずれの場合も、相手を気遣っている表現ではありますが、英語ではこれらの文章の後に、ハッキリと自分の意見を言いきります。
自分の意見をはっきり言う、英会話を習いたてのビギナーさんには結構難しいのです。
一つの理由には、本人の性格もあるでしょうが、典型的に日本人は自分の意見をはっきりと言う事が苦手で弱いと思います。
英会話の勉強が進んで、いざ海外の語学学校でグループワークをやると、ヨーロッパの学生達はディスカッション(discussion)が断然上手いと感じさせられます。
ビジネス英会話は、いきなり上手くはなりません。それなりに場数が必要です。
イメージしてみてください。
何人かでグループミーティングをしているとします。
すると、リーダーがあなたの意見を求めてきました。
「今後、日本の観光地で人気になりそうな隠れたスポットはどこで、そう思う理由も聞かせて」と尋ねられたとしたら、どうですか?
現状で、この質問に対して英語で答えられる方は、ほぼ英会話の基礎は終わっていると考えて良いでしょう。
でも、勘違いしないで下さいよ。英語を話せる人(中級者)になれば、このぐらいの質問には答えられて当たり前です。でも、まだ、ペラペラには程遠いと感じるでしょう。
このサイトをここまで読み進めてくれた方は、まだそのレベルに行っていない方が大半でしょう。
でも、安心してください。
ビジネス英会話は、一般英会話とほぼ同じで単語が違うだけです。順番に進めていけば必ず身に付けることができますよ。
ここでの重要ポイントは、
英会話習得の秘訣は、好きな英語から覚えてしまう。
もちろん、一般英会話⇒ビジネス英会話、って順番が普通ですが、特に大人になってから始める英会話は、実践場面の想定から入ることが多いですから、それに対応するためには、教科書通りに進めていても意味がありません。
例えば、ビジネス英会話に必要な英文が100個あるとします。
その中から、自分に必要で使えそうなものから覚えてしまえば良いだけです。
英語は、覚えたその日にスグ使うが上達への近道です。
そういう意味では、語学留学へ行くというのは、この点において抜群の効果がありますし、その環境を手に入れるという行動でもあるのです。
詳しくは、留学術のページをご覧ください。
旅行英会話にしても、ビジネス英会話にしても、全く怖がる必要はありません。
まずは、覚えて言う。だけの事なんです。
ただ、発音が悪いと通じないので、これは別問題としてとらえるべきです。
英単語の意味をいくらたくさん覚えても、決して発音が上手くなることはありません。
そういう意味では、英語力や英会話力が身についたとしても、商売が上手になるわけでは無いのと同じです。
もっと言えば、英語がペラペラに話せてもカラオケはへたくそな人いっぱいいますからね。
さて、次は、友達と話す時の英会話です。
友達と話す時の英会話(一般日常英会話)
今回このページで紹介している3種類の英会話。
中でも、この友達と話す英会話が一番簡単でもあり難しくもあります。
英語学習の情報を調べていると一般日常英会話(General English)と言う表現を見かけることがあります。
このGeneral Englishが、友達と話す時の英会話となります。
英語の勉強を始めたビギナーさんにとっては、いきなり不特定多数の人たちと話す事はないと思います。
大概の場合、英語学校の先生と話す事から始まって、その先生の友達、もしくは、自分の友達の友達と、順番に英語で話し始めます。
しかし、ビギナーさんにとってはこの時期がとても大変で苦しいのです。
私も、初めて英語学校の先生に誘われてPartyに行った時のことを、よーく覚えています。
忘れもしません。苦い思い出ですから。
全く話せず、全く楽しくなく、逃げるように家に帰ったのを覚えています。
実際の英会話のシーンでは、自己紹介くらいが決まり文句で、後は、いろいろな人がいろいろな話をしてきます。
趣味の話、興味のある話、時事問題だって話してきます。どんな英単語が飛び出してくるか全く分かりませんよね。
英会話を挫折してしまう一番の理由は、圧倒的な単語力不足です。
会話が苦手、発音や聞き取りがダメとか言う前に、知らない単語が多すぎて何を話しているの分からないという単純な問題なのです。
ここは、忍耐しかありません。
ひたすらに、単語の勉強です。←覚えるしかありません。
中級者になってくると、知らない単語が出て来ても、それってどういう意味? 他に近い意味の単語は? なんて聞き返すことが出来るようになってくるので大丈夫ですが、基礎レベル、スタートレベルの間はとにかくいつもパニックなのです。
もう、会話について行くのに必死ですからね。
分からない単語が出てきても、あれッ? 今のは何と言ったの? 知っている単語かな? なんて考えている間にどんどん会話が進んでしまい、次の単語も、 あれッ? 今のは何て、、
これの連続です。
しかし、仕方ないのです。知らない単語はいくら聞いても分かりません。
ここは、苦しい思いをしますが、我慢です。
英会話の勉強には、順番があります。
ここでは 、そのことに気付くだけでも前進したと言えますから安心してください。
とても重要なPointです!
1に単語、2に単語、3,4が無くて、5に単語です。
単語をたくさん覚えれば、ゴールは近づいてきます。
大変ですが、先生がいなくても何とかなるのが単語を覚えるという作業です。=無料ですから。
そして、お金は、発音の練習、表現の練習、に使うべきです。
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おっと、英会話の勉強における重要な部分を話していますよ。
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