(どんどん書いていきますよ。)

タイ王国

タイに初めて降り立ったのは、2002年の3月だった。

あまりにも仕事をし過ぎて肉体的にも精神的にも疲れていた私を見かねて、同僚がホリデーに行くことを進めてくれた。行先もタイにしろと決めてくれたのがきっかけだった。

当時、趣味でスキューバダイビングをしていたこともあり、タイのプーケットに行けとの指令だった。

仕事柄、英語は大丈夫だがタイ語となると一言も分からない。タイへ行くなど考えたこともなかったので一切の情報が無い。

仕事のことは大丈夫だから直ぐにでも行けとチケットの手配も済ませてあるらしい。なんと手際の良い事か。まあ、傍から見ていてそれほどに疲れていたのだろう。

旅の予定は15日間、行けば何とかなるからとスーツケースに着替えだけを入れて旅立ったのだった。

タイのすべてが新鮮だった。

タイの国際空港は、当時まだドムアン国際空港だった。初めて乗ったタイ航空の機内食で到着前にタイ料理(カレーだった)を食べてしまった事に少し後悔しながら到着ゲートから空港内に踏み出した。

あ、この香り、鼻の奥にぷ~んと東南アジア独特の香りが感じられ旅の気持ちをグッと盛り上げてくれた。

荷物を受け取り、さっき押してもらった三角の入国スタンプを何度か見返して、へー、こんなスタンプなのかと感心しながらタクシースタンドへ向かった。

海外旅行や飛行機は初めてではない。空港から一人でタクシーの乗る事にはそれほどの苦労は無いはずだ。これまで10回ぐらいの経験があった。

旅に出る前、友人たちは一様にタイは良いよ、楽しいよ。タイ料理もおいしいし、マッサージは安いしと褒めてばかりだ。加えて、なんせ「微笑みの国」だからねと絶賛していた。

特段、前情報を入れずに旅立ってしまったので先入観は無い。

しかし、皆があまり褒めるから結構期待感は上がっていた。

しかし、そんな気持ちとは裏腹に乗り込んだタクシーの運転手は、全く笑顔なんかよこさない。

それに、どこからどう見てもタイ人じゃないこの私にタイ語と思われる言葉で、

#$%&’(’&%???

分かるかいッ。

でも、きっと、行先を聞いているのだろう。

タイ語は、さっぱり分からないよと英語で伝え、滞在予定のホテル名を告げてみた。

Please take me to the Asia Hotel.

OK, Boss. Aisa Hotel.

何だ、あっさりと通じたじゃないか。流石、タクシドライバー。どの国でも、現金客商売は凄いなあと感心して、日本のタクシードライバーの英語力の低さを考えたりもしてしまった。(2020年の今は随分と改善したと思いますが)

まあ、こんな感じで私のタイ一人旅は始まった訳なのですが、空港からホテルへ向かうそのタクシーから見える風景に自分でも驚くほどに非日常を感じ、早く街へ繰り出してみたいという欲求が込上げて来たのを今でもよく覚えています。

鼓動が少し早くなっていたかもしれない。

さ、早くチェックインを済ませて、急いで外に出かけよう。

(続きは、どうなるのでしょうか。どんどん書きますね。)


あれから、18年かあ。随分タイとは付き合いが深くなったなあ。

今も、タイ料理、タイの文化が大好きで、タイ語もまあまあ上達しました。これからも、タイとはずっと良い関係で付き合っていきます。特に、イサーン地方(東北部)の事も書いていく計画です。お楽しみに!!!