ミャンマー、ヤンゴン、コロナ状況、現地からの報告あり

コロナ感染状況、ミャンマー、ヤンゴン
2020年7月10日(金)、知人のミャンマー人と連絡を取って、互いの国のコロナ関連情報を共有してみた。不思議なことに、ミャンマーでの感染拡大が抑え込まれているという事でした。保健省の発表では、ミャンマー国内の感染者は2月頃以降で数百人とかなり少なくなっています。死者もごくごくわずかで、ミャンマー人自体が、うーん、何故?と悩んでいるそうです。医療機関、検査体制は脆弱そのものなので、数字をどこまで信用して良いものか分かりかねます。しかし、重篤患者、死者が極めて少ないというのは事実のようです。日本との取引もあるビジネスマンの彼にとっても、一日も早く、コロナ騒動が終息することが望まれるところです。

ミャンマーは、驚きの連続だった

2013年8月、初めてミャンマー・ヤンゴンの地に降り立った。

当時は、直行便が無かったので、バンコク経由でミャンマーへ入国。

空港でアライバルビザを取得し、入国審査を経て荷物の回転テーブルへ向かった。

空港の印象は、「小さいなあ」が第一印象。

荷物を受け取り、両替所に向かう。

やはりというか、日本円は両替できないとのこと。前情情報で教えてもらっていたので良かったが、知らなければ初めての国でいきなりお金が無いという事態になっていたはずだ。

しかし、この時代に日本円を受け取ってもらえないとは、トホホって感じだ。

両替できたのは、アメリカドル、ユーロ、シンガポールドルの3種類のみ。両替所と言っても、小さな箱型ブースに2人ずつ女性が入って仕事をしている殺風景な印象がとても思い出深い。

そんな、ミャンマー。今は新しい国際線の旅客ターミナルビルもできて、Duty Free Shopやお土産屋が入り随分と近代化が進んできた。

ちなみにではあるが、出国ターミナルのビジネスラウンジは無料提供している食事の種類がとても豊富で利用客も少なく素晴らしいサービス環境だといえる。

初めて空港から街の中心部に移動したときは、ほんの少ししか車が走っておらず快適だった。しかし、7年経った今は、ヤンゴン市内の車の数が10倍になり慢性的な渋滞が始まっている。(このあたりの情報は、「海外事情、ミャンマー、600000台の車の向こう側」にも少し書いているから参考にしてください。(記:2020年5月)

ミャンマーに個人投資のチャンスは有るのか

現在もなお民主化を進めるミャンマー。最後のフロンティアとして新聞紙面の注目を浴びていたのは6~7年程前でした。日経新聞にも、頻繁にミャンマーネタが載っていましたから、その注目度は高かったようです。

確かに、ミャンマーは、今なお成長を遂げており、携帯電話の普及率もあっという間に、ほぼ100%になりました。(数年前まで一桁台の普及率だったのです。)

皆さんの中には、中古車がバンバン売れている話などを聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、古車市場はもう限界と言うより、終わりました。

これ以上、中古車を輸入することはできません。あっという間に600,000万台を輸入し爆発的な交通渋滞を招いています。

この後は、新車市場が始まりますが、既にこれだけの渋滞を招いてしまって新車がどれほど売れるのか心配です。

先の数年間、瞬間的に、バブル(ミニバブル?)に湧き上りましたが、現在は一旦休憩状態となっています。

では、今後は、どの辺りの産業へ投資のチャンスが残っているのでしょうか、

その辺り、少し情報をお伝えしますので参考になさってみてください。

ミャンマーの不動産投資

2014年頃、ミャンマー、特にヤンゴン市内及び近郊では、不動産バブルの入り口だったと思います。

ティラワ工業団地の近くの土地(40~50坪)付き一戸建てが約400万円だったのですが、1年後に900万円、その後半年ぐらい1600万円なんて事になっていました。

この話は、建物が割としっかりしており、特別な物件だったのかもしれませんが、似たような話は結構ありました。

また、ローカル向けの4~5階建てのアパートを500~600万円で建築して、1000万円ほどで売却するみたいな話は山のようにありました。これは、全てヤンゴン近郊(車で30分ぐらい)の話で、通勤圏内の物件でした。

しかし、ミャンマー国内の富裕層は絶対数が少ない上に、中間層は全く育っていません。多少小金を持った方々もいましたが、それらの大半は、土地の貸借権(リース権)の売却であったり、農業の用地買収の恩恵から得たお金でした。

一般的には、発展途上国で中間層を育成するためには、規制緩和などの法整備がなされ、外国資本が流入し、製造業の工場などができ、関連ビジネスが盛り上る必要があります。そして、その工場などの建設が始まると、建設労働者の雇用が生まれ、順次、外国人ビジネスマンも増え、ローカルの人の流れが生まれす。

ここまで来て、次にサービス業が発展していくのが普通ですね。

しかし、この中間層が未成熟なままバブルへ突入した結果として、2018年頃で不動産価格は下がり出し、現状は儲からなくなっています。

前出の、500万~600万円のアパートなどは、完成した物件で500万円で売却しています。要は、良くてトントンなのです。

中には、建築費用の600万円を10口ほどに分け、50万~100万円ほどで募集していた物件もありました。これらは、ローカルの中間層に人気あったのですが、建築費用の全額を集めきれずに、プロジェクトが頓挫し建築工事が始まっていない物件も多々あると聞いています。

不動産業界では結構ありがちらしいのですが、投資金を持ち逃げされたケースも発生しています。

やはり、発展途上国での不動産投資、そう簡単ではありませんね。

基本、外国人はミャンマーの土地を購入することはできません。(これはタイなどでも同じく購入できません。)

上記のローカルアパートに外国人が投資する場合、ビジネスパートナーと組んで投資するか、名義貸しの斡旋で購入することになっていました。(←基本御法度ですから、お勧めできません。)

従って、一般の外国人がミャンマー不動産購入及び投資る場合は、外国人投資法で許可された集合住宅(マンション)を購入することになります。

しかし、この外国人投資法、改正されたまでは良かったのですが、がなかなか施行されず、困り果てている外国人が多くたのを知っています。

↑2014年頃から、もう出来るから待って、ホント、もう出来るから、あと少しだからと時間が経っていましたね。(個人的には、出来る出来る詐欺と呼んでいます。)

たぶん、このコラムを書いている2020年6月でも、未だに施行されていないと思います。

これら、ミャンマーでは、日本人の一般常識的では理解できない、信じがたい事が起こりますが、その理由は、ローカル同士の利権の争奪戦が繰り広げられているのが理由で、血生臭い事件も発生しています。

↑このあたり、あまり詳しく書けなくて、申し訳ありません。

ミャンマーのサービス業投資

ジャカルタ、クアラルンプール、バンコク、ホーチミン、東南アジアの国々へ出張すると、その発展スピードや人々のエネルギーの凄まじさに驚き覚えることが多々あります。

ジャカルタなど、既に都市機能がマヒするほどの交通渋滞が日常となっているのにも関わらず、更に都市部の開発を進めるんだと意気込む華僑ビジネスマンにたくさん出会います。

日本のビジネスマンも高度成長期時代、バブル時代、グローバル時代と、さまざまな産業を通して海外の大都市へ生産拠点や販売拠点をシフトさせて来ました。

その近代の歴史は、各都市のリトル東京、リトルジャパンなるものを見る事で理解できる部分もあり、先人達の努力に感謝せずにはおられません。

現在のビジネスマンが海外出張に行って一定以上の評価を受け楽しい思いだ出来るのも、先輩達のおかげかもしれません。

もちろん、現役世代も更なる飛躍を求めて、新しい次の歴史を作るべく海外で頑張っているのも理解しておかなければなりません。

では、ミャンマー最大の都市、ヤンゴンはどうなのでしょうか。

あまり正確ではないものの、2014年9月、ミャンマー入国管理・人口省発表のミャンマー全体の人口は、5,141万人となっており、ヤンゴンには、最低でも500万人以上が暮らしていると思われます。(一説には、既に800万人いるとも言われています。)

ここ数年の経済発展に伴い、ヤンゴンへの人口流入が加速しているのは事実です。地方部は非常に貧しく仕事が限定的で、若者を中心に職を求めてヤンゴンへ出稼ぎに出てきています。

当然、日本もミャンマーの労働者市場を狙っており、技能実習生に続いて特定技能ビザでの労働者確保を実行に移しています。

しかし、その最後のフロンティアにポテンシャルを感じ、急速な投資をしているのは、日本人だけではありません。

中国、韓国は言うに及ばず、ヨーロッパ諸国(ドイツ、スウェーデン等)も官民一体となって投資を行っています。

不動産投資の項でも言及しましたが、ミャンマーの富裕層、中間層はボリュームが不足しています。

そのために、サービス産業への投資は、全体には少し時間がかかると予想されています。

実例を申し上げますと、2013年にヤンゴン市内には、5、6軒の日本食レストンがありました。

それが、翌年(2014)には、一気に60軒程にまで急増したのですが、次の年(2015)には、30軒にまで減少してしまいました。(数字は、おおよその数字で正確ではありません。)

ちなみにですが、ヤンゴンに最初に進出したファーストフード店は、ロッテリアでした。

初めてヤンゴンに来たファーストフード
2014年だったか、ジャンクションスクエアーに開店したロッテリアの一号店に行ってみました。内装は、簡単(シンプル)な感じではありますが、ファーストフード店の作り込みでした。メニューのラインナップはオーソドックスなセットメニューが中心で、¥400円~ぐらいから。当時、弊社の電話受付嬢(18歳・高卒)の月収が8,000円ほどだったので、ロッテリア一食が、給料の20分の1 計算。これは、ちょっと高すぎて一般の従業員では食べられないと感じたことを覚えています。あれから、6年、給与は約1.5倍に上がりましたが、はたしてハンバーガーセットは食べられるようになったのでしょうか。

継続的に、少しずつサービス産業への外資投資は行われていますが、法整備が遅れている事もあり、活発と言うまでには至っていません。

それが証拠に、マクドナルド、スターバックスも未だにありません。

日本の大手コンビニチェーン(ファミマ、セブンイレブン等)もありません。(2020年7月情報)

では、現状のヤンゴン(ミャンマー)で、日本人がサービス産業へ投資するチャンスは有るのでしょうか。

答えは、イエスと考えています。

ミャンマーのお隣、タイのバンコクのように成長しきっている都市への進出は、お金さえ払えば全てが揃います。

会社登記、税理士、弁護士に加え、内装業社、電気工事業社、広告、コンサル、予算に合わせて、日系企業からローカル企業まで全てがフルパックで揃っています。

しかしながら、ビジネス環境は超過密状態で、よほどの専売制や先見性が無ければ、成功は難しいと思われます。

反対に、ミャンマーなどは、ハッキリ言って何も揃っていません。

企業したところで、イライラの連続、たくさんの問題が発生することでしょう。

しかし、だからこそ投資のチャンスでもあると言えるのです。

2020年7月現在、世界はコロナ渦にあります。ヤンゴンもまた、非常に厳しいビジネス環境が続いています。

ただし、一旦落ち着いた後の、爆発的成長の期待できるヤンゴンは、投資先として十分なリターンが期待できる可能性を秘めてます。

繰り返しになりますが、ミャンマーへの投資はギャンブル的なもの以外は成功する可能性大です。

3年、5年と少し時間をかけて、ゆっくりと育てられるかがカギとなるでしょう。

ミャンマーのお役立ちリンク集

ミャンマーでのビジネスサポートメニュー

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