不可思議事件簿、高校球児を見て、我が夢を想う。

高校球児を見ていると、将来がとても頼もしく思えてくる。

彼らが、この日本の未来を担っていくなら、きっと大丈夫と期待が高まる。

彼らが実社会に出て行くのは5〜6年後、更に厳しい現実が待っているかもしれないが、皆で応援するしかあるまい。

子供を安心して持ち、新生児一人一人を、真剣にサポートすると、彼らに約束してあげたいところだ。

さて、本題に入ろう。

私は、子供の頃、足が遅くてとても劣等感を持っていた。

運動会、マラソン大会、大嫌いだった。

勝った記憶など無く、負ける事を、観戦者に再確認させるためだけ、に走らされたと恨んでいる。

リレーでは、私の前走者が先着し、私にバトンを渡す瞬間までが私の花舞台、、

その後は、追い上げ走者に抜かれる為だけに、右足の前へ左足を出すことを繰り返す。

同じ動作にもかかわらず、後方から、凄いスピード魔王が、甘〜い、歓喜の声と共に走り去って行く、、

◯◯君〜んッ、行っけーッ、

きゃーッ、

分かるか、先生ッ、

教育者として、よーく聞けッ。

私は、

悲しかった。

悔しかった。

叫びたかった。

体育の授業で、足の速くなる方法など、教わっていないじゃないかぁ、理不尽な。

だが、

不思議なもので、

そんな私も、水に入れると、

おッ、

割といけた。

反対に、陸上競技では抜群の才能を発揮するモテモテ君も、

水に入れると、

バシャ、バシャ、フー、ブハブハ、フー。

なんだッ、

君は、溺れているのかい?

ちっとも、前に進んでないようだが、教えてあげようか。

閻魔さんか、仏さんか、知らんけど、ありがとう。

なんとかグレずに済んだ。

私は、きっとその頃から理不尽と向き合う様になったのだろう。

ゆっくり、とではあるが、一つの夢ができた。

爺になった時、

近所のガキ達を、おやつで釣り込んで集め、説教を垂れてみたいのだ。

そして、話が終わって、おやつを待ちわびているガキ共に、

今日は、貴様らの聞き方がなっていない等、とにかくイチャモンを付けて、、

今日のおやつは、無しだ!

早く帰れッ!

うー、ゾックーッ、

考えただけで、鳥肌が立つ。

最高の、理不尽だ。

さあ、恨め、

兄よ、妹を慰めてやれ、

さすれば、

悲しかった。

悔しかった。

叫びたかった。

に、君らは耐えられるはずだ!

↓南無阿弥陀仏

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