不可思議事件簿、マクドナルドの間違った暑さ対策

いやー、暑い。

災害級の暑さらしい。

読者諸氏は、暑さ対策されているだろうか。

互いに気を付けたいものだ。

流石に、今日一のキーワードは、”暑い”、ではなかろうか。

こう言うキーワードの事を世間では何と呼んでいるのか、よく知らない。

どなたか、ご存知であれば、ご教示くだされば有り難い。

さて、本題に入らせて頂こう。

暑さにも負けず、外出してみたものの、5分も歩けば、汗だくだ。

加えて、己れの襟元から立ち昇る、熟成された男性用8×4の芳しい香りで、不快指数が倍増して来る。

日陰から日陰へと歩くから、歩数を喰う割に、前へも進まない。

何とか、駅まで辿り着いたが、もはや、身体が休憩を求めている。

こう言う時は、マックだ。

久しぶりに、ストロベリーシェイクを注文した、、

夏休みのせいか、家族連れが多く、空席が少ない。

何とか、中央の大型フリー席に空きがあり、陣取った。

一息ついて、シェイクのストローへ吸い付いた。

あかんッ、

ぜんぜん、上がって来ない。

喉が乾いてるのに、イラつかせてくれる。

気を利かせて、人肌程に温めておかんかい。

ギューッ、

て、音がなる程吸い上げたが、来ない。

更に、吸うと、

ペコッと、ストローの中程が凹んだ。

隣のガキが、その一部始終をガン見してやがる。

そして、その目は、

おっちゃん、シェイク詰まってる、って言いたげな感じだが、

皆まで言うな、少年君。

こちとら、君の生まれるずっと前から、マックの常連よ。

マックシェイクの飲み方如きで、君の手解きを受けるわけにはいかない。

私にも、プライドがある。

ストローは咥えたまま、鼻から次なる吸引用にと、酸素窒素の混合気、いわゆる空気を吐き出して、、

一気に、圧を加えた。

ギュッーッ、

ッーッ、

ボッ!

凄い勢いで、シェイクの固まりが、気管へ、直撃した。

グッ、ッ、

咽せる、ほんの一瞬前、

危険の刹那が脳内を駆け巡り、

いかん、と思うと同時に

ブォッフォー、🤪

悪夢が襲う。

この後、5分ぐらい苦しんだ。

最初は、息が出来ずに、ヒーッ、て音が出て、

ゲホ、ゲホッ、ヒー、

ゲホッー、

ヒーーッ、て吸い込んで、

涙と涎(よだれ)で、見るも無残な状態を、

隣のガキが、お母さんに教えている。

しかし、母は、賢明なご婦人のようで、息子の声が聞こえないフリをされていた。

納得できない小人は、再度、母へ

おっちゃん、泣いてる、シェイクでな、、

ボッ、て来てん、見ててん。

分かった。

見とれよ、少年。

オッさんの、意地と根性の一気飲み、シェイク、Mサイズ。

あかん、半分ぐらいで止まった。

ガキ、もうええ、ずっと見るな。

物凄く、敗北感がある、土曜日マックだった。

しかし、いくら暑さ対策とは言え、吸い上げられん程のシェイク出すなよマック。

↓南無阿弥陀仏

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不可思議事件簿、マクドナルドの間違った暑さ対策” に対して1件のコメントがあります。

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