不可解事件簿、高校野球、球児の汗の向こう側
甲子園での高校野球、
暑い夏の風物詩が始まった。
全国高等学校野球選手権大会
(神戸新聞Nextの写真です。)
今年度は、3730校が地方大会に参加し、日本一を目指して戦っている。
選手権大会は、まさに一発勝負。負けたら終わりの面白さがあるから、大好きだ。
調子が悪い、ぐじ運が悪かった、誤審、もう一回やらせてくれたら、、
何れも、許されないシビアな真剣勝負。
観客が興奮するのも頷ける。
しかし、この3730校の中に、部員不足による複数校連合チームが86チームもあることは、ほとんど知られていない。
因みに、参加校がピークだったのは、16年前(85回大会)の4163校とのことだ。
少子化の波は、あらゆる日常生活に忍び寄り、築き上げた文化と歴史を新しく塗り替えようとしているらしい。
連合チームが甲子園出場すれば、アルプススタンドが複数校の学生服で彩られ、ブラスバンド部も他校との連合チーム。
日本人が大好きな助け合い高校野球って感じがするが、既に現実のものとなっている。
一つ言えることは、この連合チームのピッチャーは、きっと大黒柱的一人だろう。
連投に次ぐ、連投になる。
球数もクソもない。
球児達の、真剣な汗だく姿に一喜一憂することだろう。
実に心を打たれる瞬間だ。
残念ながら、この瞬間に彼の肩の故障を心配するよりも、
頑張れーッ、と応援してしまうのだ。
それが、私達が作り上げて来た高校野球の美しさであり、求めている姿だ。
心に響く、様々な感動をくれる高校野球が好きなはずだ。
昭和の頃、高校野球観戦を通して、都道府県に関しての様々な情報が聞けるのは、楽しみの一つであった。
先日、お中元に、豊見城産マンゴーをいただいた。
地名から、直ぐにピンッと来た。
沖縄県だ!
沖縄県豊見城高校、70年代後半に甲子園常連校として活躍されており、しっかりと記憶にある。
近い将来、
•ピッチャーは、球数制限100球。
•バッターは、全身をプロテクターで身を包んだロボコップ見たいな姿。
•気温35度以上で試合中断。
こんなルールの高校野球になったら、楽しいのであろうか。
心配だが、きっと新しい感動は紡がれて行くのであろう。
中には、そんなもの高校野球じゃないッ、とお怒りの方もおられるだろう、
しかし、どうか、安心めされ、
既に、そこは、冥土のアルプススタンドだ。
↓南無阿弥陀仏
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