【エピローグ】衝撃事件簿、ベトナムのタクシー
全6回にわたりお届けしたベトナムのタクシー事情。少しは面白い情報がお伝えできたであろうか。
海外出張をする者にとって、現地のタクシーとは己の力量を計り知るガチャガチャのような存在だ。
欧米諸国に行けば、己の英語力を試すには最適だし、アジア諸国でなら己の冒険心の強弱を計り知れよう。
ただし、一点条件が存在する。
それは、単独行動で試す!
これが出来ない間は、初心者マークと言われても仕方ないだろう。
諸氏もどこかで、そのマークを外してもらいたいものである。
私にとって、今回のベトナム・ハノイのタクシーは非常に思い出が深かった。思わず細かく描写してみたが、読み返してみるとなかなか面白い思い出であった。
諸氏の反応を見ていると、こういったネタが好きな方が結構おられるようだ。もしよろしければ、ロシアの話も参考になるかもしれないので紹介しておこう。
海外事情、美人に遭遇、ロシア第一報~第四報(リンクは下の方の美人画像↓をクリックしてね。)
さて、なんとか危機一髪でハノイの闇から帰還に成功した接待調査員。
エキサイティングな夜が始まる前に、渋い宵の口を過ごしたおかげでグロッキーモードだ。
一旦、ホテルに戻ってしまった。
何と、情けないベトナム・ファーストナイトであろうか。
ホテルの玄関ドア-を入るや否や、あのポーター君が声を掛けてくれる。
Oh, ミスター、早いじゃないですか。レストラン、いかがでしたか?
あぁ、ありがとう、美味しかったよ。
さらりと返事を返したつもりだが、表情の薄い疲れを読み取られたか、、
また、明日違うレストランを紹介しますよと、気遣いの返事を返してくれた。
確かに、一気にエネルギーを使いすぎた。己が力量の、ギリギリラインだったかもしれない。
しかし、アジアの夜の醍醐味とはこういうもので、ついつい冒険をしてしまう軽い中毒症なのかもしれない。
気を静め、この後どうするか落ち着いて考える間、ホテルのラウンジで強めのウイスキーを一杯飲んだ。
そして、答えを出した。
リ・べ・ン・ジ、だッ。
再突撃を決意して、よーし、
このまま、明日の朝を迎えるわけにはいかない。
まだ、モテていないのだ。
再度、ロビーに戻って、ポーター君に2ドル握らせて、
この後、もう少し飲みたいんだ。
日本人が良く行く繁華街まで、タクシーを一台頼むよ。
イエッ、サー。
ロビーのソファーに腰かけていると、ほどなくして、ポーター君が、タクシーの用意が出来ましたと告げてくれる。
ミスター、ベトナム美人が揃ったカラオケクラブに行くように伝えておきましたよと、タクシーの後ろの席のドアを開けてくれた。
ほー、なるほど、ビロ~ん。(鼻の下が伸びる効果音です)
最初から、この選択にすべきだったかと苦笑いしていると、ブーン、タクシーはスムースに発進して行った。
読者諸氏、お判りいただけたであろうか。
やはり、海外のタクシーはさまざまな力量を教えてくれるアイテムマシーンなのだ。
是非とも、それぞれの力量の範疇で楽しんでいただきたい。
追記しておきたいが、
ベトナム・ファーストナイトの後半戦の方は、
数件のカラオケクラブをはしごして、結構楽しく盛り上がった。
日本語を上手に話すハノイ美人に即席日本語レッスンで鼻の下を伸ばし切って、がぶ飲み開始。
気が付けば、財布が空になったことろでお開きになったが、耳は「またねー。愛してるー。」とアオザイガールの黄色い声を記憶している。
そして、お次は、ホーチミン。
仕事を早々に済ませて、よーし、勝負だ。
もちろん、ハノイでの経験が総合力を格段に上げているはずだ。
待ってろよ、ホーチミン・カラオケ。
でも、ちょっと財布の方が心配です。
終
おまけ☟
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