シビれる仮説と当たらない予測
仮説、辞書に尋ねると、
ある現象を合理的に説明するため、仮に立てる説。とある。
管理職になって1〜 2年もすると、業務や営業に置いて一足先を読む力が求められる。
能力の有無はさておき、個々の性格が大きくものを言う。
大きな声で自信を持って自説を唱えられると、なんとなく信用性が増すのである。まして、数字を織り交ぜて説明されると、その信用度がグッと上がるのだ。
かく言う私は、声が大きく数字が好きだ。
仮説を立てる人の特徴は、いくつかの仮説を立てて、消去法を使い、最後の1本に絞り込むことが多いように思う。
当然、できる管理職は、数ある経験則から同じような現象を思い起こし、この仮説でほぼ乗り切れる、となるわけだ。
しかしながら、初めて出くわす問題については、全く自信は無いのだ。
それを、あたかもこれが正解と言わんばかりの口ぶりで、呪文のように、大丈夫だ、と唱えるのが中間管理職の常である。
このときの気持ちを察してもらいたい。
当れーい、おねがい。🙏
仮説には自信がないのである。それを部下に命令し業務を遂行させる。
結果を待つ、この間がなんともシビれまくるのだ。
どんなに能力のない上司であれ、グループを束ね部下に命令し業務を遂行すれば、何某かの答えは出るのである。しかし100%以上のパフォーマンスを見せようとすると、やはり仮説力がものを言う。
しびれる理由にもう一つある。
仮説とは、現実が後から追いついて来る現象で、ツボにハマると、時間を我が物とした様な感覚に陥り、震えてシビれて、股間がキュッとなるのである。
さて、似て非なる予測を見ていこう。
予測、辞書に訊ねると、
[名](スル)事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。「10年後の人口を予測する」とある。
1975年頃に松下幸之助さんが書かれた本の一説に、将来日本の人口が3億人を超える、と予測されていた。皆さんもご存知の通り彼は商売の神様です。
しかし、その神様でも、ほんの少し先の予測も難事となるのである。
仮説はしびれます。
でも、
予測は当たりません。
それが証拠に、本日のダービー予測は、1-4、4-6、だ。
あと数時間すれば、この予測が当たらないことを実証できる。
これでやっと、幸之助さんに追いつけるのだ。
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