衝撃事件簿、ヌーディストビーチ、中間報
彼女との海外旅行、普通ならそれは楽しい旅になる筈であった。
しかし今回は、ある雑誌の小さな記事のおかげで、篦棒(べらぼう)に楽しい旅になりそうなのだ。
キーワードは、ヌーディストビーチ、、
そ•れ•が、既に、目の前に迫っている。
加えて、単独行動も手に入れてある。奇跡かも、、
左足先は既にビーチの白砂を捉えているし、前へ踏み出す一足毎に心臓が口から出そうだッ。
ドッキン、バクッン、ドキドキドバキングーッ、落ち着けよ。
ハぁ、ハァ、ハぁ、、過呼吸気味だ、、。
時は少し戻るが、出発準備期間の後半戦、漁(あさ)りに漁って情報収集に相当の時間を費やした。
おかげで、情報バッチリ、アップデートさせてある。
今や、その努力の結果、目をつむれば、ここまでのイメージ力を確保している、👇👇👇
ウッバーン、素晴らしい。
このまま目を閉じて出発したい出来映えだ。
数日前までは、ただの空想に過ぎなかったイメージが今や具現化の極地に達している。
しかも、眼前には、この具現化イメージを超える現実リアリティーがあるのだ。
要は、ホンマもんのヌーディストが、俺を、オレを、おれを、、、
クー、早よ前に進め!
堪らんな、、、テクテクテク、、
さー、何処ですかな〜
憧れの〜、貴女(あなた)、
どこかな〜、、キョロリ、👀
キョロりん、
右、
左、
がーんッ、
誰〜れもいない海♪、、
ホンマか、おい。
ゼロ、ってどう言う事、、
チックタック、チックタック、
5分経過、
誰も来なーい。
時間だけが過ぎて行く。
残り20分強、、
誰か来るのか、、
一回、目を閉じて、心の中で、
ヌーディスト、ビーチ
見える、、
どうする、このまま瞑想するか。
頬には海風を感じるし、潮の香りも芳しい、、腰を下ろすと、尻に砂浜も感じ取れる。
はーぁ、気持ちは良い、、後は、目を開けるだけだ。
パッ、
しーん、、
やはり、誰〜れもいない、、
流石に、朝日に輝く南国のビーチ、この状況で一人で座っていても黄昏る感じもまたしない。
何か、起こりそうな期待感もあるな、、
ん、感じるぞ、確かに、感じる。
間違いない、、人の気配だ、、それも複数だ。
ザッ、ザク、ザック、ザ、ザック、、
近寄って来た〜、、
来たかついに、憧れの貴女、、
振り向くか、、
ダメだ、悟られてはいけない、木の様に、稲穂の様に、自然体で、、
完全に不自然に、海の遠くの一点を見つめる私の左側を、スタ、スタ、スタ、複数が通り抜け、、右、前方へ陣取られた。
ほー、やはり来たか。
しかし、私の違和感センサーが少し重めの足取りを聞き逃しはしなかった。
やはり本物だった我が聴力、、
、
現れたヌーディスト達は、👇👇👇
現役か、
いやね、いやホンマ、
あのね、
他には、おらんのかーッ。
↓南無阿弥陀仏
おまけ、
、
ザッッ、ザッ、(この辺にする〜)
キャハ、(もうちょっと、前にいこよう、、)
んんー、声が、わ、若い、
キョロ、えーッ、、、ホンマかあ、
つづく、
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