ビビった
先週末、ショッピングモールをぶらり流していると、
ドンッ、体に何かが飛び込んできた。
強めに当たってドンッと受けた私は割と大柄だから大丈夫だったが、相手は小柄だ。
大丈夫だろうか。
思わず、両手で支えるように助けてあげると、
ギーッ、
睨みつけられた。
推定2才。女幼児と見受けられた。
マスク越しに、大丈夫?
と声を掛けてあげるつもりだったが、
そのあまりにも苛烈で、完全否定的な意思表示に思わず怯(ひる)んでしまって、
”すみません”。
謝ってしまった。
くそ-、なんでだ。
俺が悪いわけじゃない。
無節操に、あんたが走り回った結果のアクシデントだ。
母親が駆け寄り、一応私の方を向き、”すみません” と詫びると同時に、
間髪入れず、
我が子に向かい、”大丈夫”? 痛いところは無ーい?
割と大きめの声で言うから、
周りの大人たちが、アクシデント現場を確かめるが如く、こちらに顔を向けてくる、、
その視線の中には、
なんや、蹴ったんか、やったんか、泣かしたんか、と言う意味が隠れている。
違うでー、この子やで、こヤツが走り回ってぶつかって来たんや。
女幼児が、母の問いかけに声を出して泣き出した。
びぇーん、わーん、わーん、
私、再び、”すみません”。
こらー、私は何もしていない。
母、大丈夫ですよ。すぐに泣き止みますから、、
何か違うぞ、腑に落ちない。
だが、ここは事を荒立ててはいけない。ドツボに嵌りそうだ。
ホントにすみません。
もう一度詫びて、後は母に任せよう。
慌てるように、その場から逃げ去った。
あ、この場所、、
昨年の夏、シェイクを喉につめて咽かえり、ガキにおちょくられたあのマクドナルドの前だ。
いかんな、ここは、鬼門だ。
私は、元来、子供の元気な姿が大好きだ。
道のりは長いが、早く大きくなって、私の年金をしっかりと払ってくれよと応援している。
まして、他人の子ともなれば応援のテンションは最上級だ。
お父さん(んッ、お母さんかもしれない)が、汗水垂らして働いて働きまくったその対価で飯を食う子供達。
可愛いね、賢いね、良い子だねと、機嫌を取ってやってはその成長を待ち望む。
中高生になれば、あと少し。
勉強頑張っているか、どこの大学に行くんやと確認も怠らない。
子供達も、大人達の期待に応えようと、せっせと努力し夢を持つ。
少し、心が痛む。
成人した暁には、やはり安定したサラーリーマンが良いとか、公務員はどうか、と勧め倒し、エントリーシートを大量に書かせて近所の神社で神頼み。
場合によっては、デカい神社で祈祷までするケースがあるらしい。
どうか、合格できますように、どうか、就職できますようにと、、
神社にお願いするには、ちと筋違いかもしれないが、そんなことはお構いなしだ。
なぜ、手を合わせて祈るのかと問えば、そこに神社があるからだ、と返答されそうなレベル感だ。
おっと、話を戻そう。
本日登場の女児さんには、正直、ビビってしまった。
こちらを睨んだ瞬間は、痛いところなどあろうはずが無かったのである。
しかし、母にあやされ、大丈夫?と聞かれた刹那、
よーし、ここは無くタイミングだと決めたに違いない。大勢の大人も見ている。
もし、私の想像が当たっていれば、こヤツは間違いなく安達祐実レベルだ。
諸氏よ、本日は、既に木曜日。
週末のショッピングモールはたいそうな混雑ぶりが予想できる。きっと、危険がいっぱいであることを念頭に置かれお出かけされることを切に願い忠告しておきたい。
自粛バンザイ。
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