海外事情、ニュージーランドで覚えたアールグレー、(第四報)
そう、5年前だ。
思い起こせば、どうして英語1だった私が、英語の勉強を始めてしまったのだろうか。
当時、何をどう勘違いしたのか、
実践で使える英語力を身に付けたい!
英語をペラペラに話せる姿に強烈な憧れを抱き、たぶん白昼夢まで見てしまったのだろう。勢いあまって思わず飛び込んでしまった英語の世界。
その白昼夢の中の私は、既に英語がペラペラになっており周りからは羨望の眼差しで見られている自分だった。ああ、気持ちいい。
そう、あの勘違いから5年目を迎えているということなのだ。
一旦始めた英会話の勉強。行けど進めど見えないペラペラゴール。
まさに、英語沼の中へズッポリと嵌まり込み、もがき苦しみ、英語習得に費やす費用だけが鰻登りで上昇していったのだ。(そのもがき苦しみの4年間の話もいずれ書く予定だ。あまりにも高額なので心の準備がいりますから、ちょっと待ってね。)
さ、本題に戻ろう。
EmiちゃんとNaoちゃんとは日本語で話せたおかげであっという間に仲良くなった。なるほど、二人とも結構しっかりと目標を持って英語の勉強をされているようだ。
Emiちゃんは一応フライトアテンダント志望、Naoちゃんはできれば海外で仕事がしたいとのことだった。
ちょっと、お惚けが入っているEmiちゃんの方は外人のパートナーができればそれもゴールの一つとのこと。その場合はフライトアテンダントになる必要はないときっぱり。なかなか明確なセカンドアイデアをお持ちだ。
まあ、私も今日が初対面、どうしてそのような考えになったのかまでは聞き出せなかった。
そんなちょっとディープな自己紹介をしていると、
Hey Guys,
ちょっといいかな。シェアメイトのVivian(ビビアン)が友達を紹介するねと声を掛けてくれた。
Good timing!
ちょうど、会話が途切れたところだった。
こんな時も、レディーファーストなんだろうかと様子を伺っていると、ビビアンが私の腕に自分の腕を回して、彼がlovelyなシェアメイトの〇〇君で、本日のメインシェフだからねッと、私を一番に紹介してくれた。
何を隠そう、私は料理が得意なのだ。このシェアハウスに来てからも既に4~5回手料理を振舞っている。シェアメイト3人の好みもしっかり分かっており毎回お褒め頂いている腕前だ。
Oh、Wow、Super chef、Very good!!!
紹介されたキウィ達(=ニュー人ランド人全体のあだ名ね)が一様に喜んでいる。
そして、私にキッス付きの挨拶をよこすのだ。
ぶちゅぶちゅ、ぶっちゅーッ、
私は、かなり狼狽(うろた)えて、手は腰じゃないぞ、肩のあたりに、そっとだ、そっと。
上手くいったかどうかは知らないけれど、まあ、みんな入れ代わり立ち代わりの挨拶、適当な感じでわわわっと済んでしまった。
フー、冷や汗でるぜ。
EmiちゃんやNaoちゃんもそれぞれに挨拶しているが、慣れているのか随分と上手く見える。
やはり、こういうのは女性の方が上手いのかなと少々羨ましい。
諸氏、お判りいただけただろうか。今日のパーティー参加者が結構多いのは、3人のシェアメイトがそれぞれに日本食を御馳走するからいらっしゃいよと招待した結果なのだ。
こちらも、このような英語の勉強の環境づくりが出来るようにと、このシェアハウスを選んだのだから、一応は計画通りだ。
それに、少々人数が多くても何とか対応はできるはずだ。
これまでの経験で、キウィ達は味噌汁が大好きで、具沢山の味噌汁(とん汁のようなもの)を作っておけば、あとは白いご飯があれば満足してくれるのを学んでいたからだ。
まして、今日のメインは、豚の角煮(=”Tender pork with sweet soy sauce” シェアメイトが名付けてくれました。)(翻訳だとBraised Porkになっている)
(*豚の角煮は、数をごまかしやすい料理だから、パーティーにはお勧めですよ。)
イメージ写真は小皿盛りですが、当日は大皿にドンッと盛り付け、後は、昨夜仕込んでおいた、だし巻き卵や焼きそばがある。ご飯も、白米と手巻き寿司の予定だ。
まあ、これだけあれば、後はちょこちょこってやれば間に合う。
ちなみに、男性シェアメイトのマシュー君はバイクのデザインの仕事をしている。その彼が、今日のパーティー用にと、メニューを本格的なデザインで壁に張り出している。
みんな、気合入りすぎ、バリバリだぜ。
よーし、そろそろお昼の時間だ、料理に取り掛かろうか。
ただ、この家、リビングとキッチンが少々遠いのが難点。
Emiちゃん、Naoちゃん、私はCooking time ねー。
OK、よろしく!!!
ん、?
つづく、、
<映画・アニメ・ドラマ見放題・音楽や漫画も宅配レンタル>30日間無料!
月額たった 1,000円(税抜)で始められる本格的なお店のホームページ!
WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』
【ここは、重要、アフィリエイトするなら、まずドメインかな!】
おまけ
おやおや、どうした、最後の「ん」、
キッチンで料理を始めたメインシェフ、どうなってしまうんだろうか。