海外事情、タイ王国、9日間のタイランド。

今回のタイ行きは、7月2日から10日までの9日間。

終われば、あッという間だ。

帰国して、一息ついて今回のタイ出張の報告書をまとめている。

行く都度、新しい顔を見せてくれる、アメイジングタイランド。

世界有数の都市人口(875万人)を持ち、早くから観光都市としても発展してきたバンコク。

7〜8年前だったろうか、最低賃金が一日300バーツ(1100円)に上がった。

2年前にも、5%程上がった。

それまでは、バンコクで200バーツ、今回私が訪れた地方部では、100バーツ(350円)=8時間の農作業という労働対価であった。

とても暑い、炎天下での農作業、その辛さが少しイメージできようか。

しかし、今や、Facebookのアカウント数がアメリカに次いで世界第2位の国だ。

次から次へと新機種が登場する携帯が彼らのサイフに容赦なく襲いかかる。

流石に所得水準はその欲望を満たすまでには高まっていない。 

タイ人は我慢しないと私は見る。早晩、結構高い金利ローンでの購入になる。

日本へもビザ無しで15日間滞在できるようになった。今や年間100万人以上が訪れている。

彼らの約2ヶ月分の給料が旅行費用だ。

凄まじい発展であり、欲求だ。

昔、日本人も1970年頃、既に同じ様な行動をしていた。

当時の平均月収が12万円で、ジャルパックのハワイ7日間が、約14万円〜22万円程だった。

そして、20年後の1990年には、およそ200万人の日本人がハワイ観光に行っている。

人は、とても不思議な生き物で、

手が全く届かないと諦めるが、手が届きそうになると急に頑張り出す。

これから、タイ王国🇹🇭は、益々発展して行くだろう。

そして、メガシティ(1000万人都市)になるのも、もう直ぐだろう。

しかし、バンコクだけでは、人口6700万人は食っていけない。

地方部の発展抜きに真の発展はありえないのだ。

しかし、灌漑用水、生活水、共にとても不自由な環境下にある。

残念ながら、田舎では所得よりも借金の方がより速いスピードで増えていた。

現在、牛一頭🐃で、携帯電話一台が買える程度。

また、牛二頭🐃🐂で、ホンダのバイクが一台買える程度だ。

これ以上、牛が減らない間に、農業以外の産業が発展することを願っている。

↓南無阿弥陀仏

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