やはり、一番じゃないといけません。
一番じゃないとダメなんですかッ。
二番じゃどうしてダメなんですかッ。
今となっては、懐かしいフレーズ。
皆さんの記憶にも残っているレン◯ウさんの名言ですね。
当時はまだ、世の中の仕組みや、体に流れている電気(ビビって来るやつ)の存在を理解できていなかったのか、
真剣に、二番じゃダメな理由を探し、言葉で説明しようともしていた。
愚かだったと反省しています。🙇♂️
今日は、その真髄と理由が理解できたので、ここに報告させていただく運びとなった。
思い返せば、学生時代、一番好きな女の子に告白していたはず。
二番目に好きな子に告白するやつは、どこか言い訳をしていた記憶が蘇る。
極めて単純な話しだ。
そして今日、そのことを確信へと導き、裏付けてくれる出来事があった。
今日、夕刻開始のライブを見た帰り道、
小腹が空いたので、ラーメンを食そうと考えた。
よしッ、今日は天下一品にしよう。
注文も“あっさり”で行くと心が決まった。
きっと、頭と胃袋がシンクロしているに違いない。ライブのせいか体のハーモニーが最高潮のようだ。
歩くピッチも心持ち速い。
店は、もう目の前だ。
ん?
何の行列か、
店の前に人だかり。
ひー、ふー、みー、よー、、、
なんとッ、やーまで数えたよな。
待ち人、8名か。
日曜日の夜に、この店に、なんてこってり、、
まぁ、ラーメンやん、スグやろ、ちょっと並ぼ。
チックタック、チックタック、、
うーーッ、
あかん、待てない、
帰ろう。
めっちゃ、悲しい。
並ぶ事が大嫌いな自分が腹立たしい。
既に胃袋全開、臨戦態勢で天下一品と勝負って気持ちになっていただけに落胆が激しい。
トボトボ歩く足取りは重く、先程の元気はかけらも残っていない。
仕方ない、帰って“どん兵衛”でも食べよう、いやいや今日はもうやめておこう。
そんな事を考えながら家路を急いでいると、目の前にラーメン屋発見。
そうかぁ、この前、新しく出来た店かあ。
いや待て、今日は既にラーメンを諦めたじゃないか、一瞬迷ったが、
えーい、これも何かの縁よ。
いらっしゃいませッーッ、
元気良いじゃん。
メニューを出されて、再び躊躇う。
しまったッ、完全に冷静さを失っていたようだ。
とんこつ系、じゃないか。
醤油ラーメンが食いたかっただけに不安がよぎる。
なんとか、あっさりとんこつ醤油なるものを注文したが、
既に手遅れだった。
お店の人よ、決してあなたが悪いわけじゃない。
私の今夜は、やはり天下一品であるべきで、
一番じゃないとダメだったのだ。
↓南無阿弥陀仏
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