不可解事件簿 マック
先日、このところ行きつけにしているマックへ繰り出した。注文はいつものビックマックセットだ。
私とマックの付き合いはもう長い。思い出すに、戦略やマーケティング方法に悩みが生じたとき、私は必ずマックでコーヒーを飲んでいたものだ。
あの機械的なマニュアルを完璧にこなすアルバイト君達を見ていると、これが現在のオペレーション業務の最終形で、業務効率の答えはここにあると思えて、何やら誇らしくさえ感じられたからだ。
ただ最近は、高校生バイト君達を見なくなった。その穴を埋めるかのように外国人を見る事は珍しくなくなったが。
時代は、間違いなく進んでいる。
本日に至っては、その外国人すら姿を消し、初老の女性が対応してくれた。
推定年齢、68辺りか。
名札には、研修生とあった。
しかし、その鮮やかなオーダーの取り方、タッチパネルの操作、加えて、セットメニューの注文とセット内容変更に対応する知識量は、既に熟練の域に達していた。また、最先端のIT機器を使いこなしながらキャッシュレスペイメントに対応する一連の姿は、とても60代後半の女性の動きではなかった。
ひょっとすると、あれはソフトバンクあたりが仕込んでいる、新型シニアアンドロイドではあるまいか。
事実なら、ちょっと、惚れてしまいそうな出来映えだ。
そんなマックで、本日はいまひとつ不可思議な光景を目の当たりにした。
私の向かい側、少し離れたところに、3人の客が横並びで座っている。
推定年齢、10、11、10辺りか。
3人共に、壁に背を向け、目の前のテーブル上にパソコンを広げている。
そして、コミニュケーションも、横-対-横-対-横で取っているのだ。
それぞれが全く顔を見ない状態で話している。
最近は、こんな感じなのか。
いや、待て、
驚きはしたが、何処か日常的でもある。なんだ、この感じは。
そうか、君らもワシらと一緒なんや。ワシらも風居酒屋のカウンターでは、横横で座ってる。
ふーん、ゆっくり進んでる時代もあるということやな。
でも、君らは、酒も飲まんと、一体何を一生懸命喋ってるんや。
んーん?、、
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あかん、
いったい、何語や。
まあ、良いわ、
その内、新メニュー、ちょい呑みバリューセットでご一緒しようじゃないか。
↓南無阿弥陀仏
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