海外事情、バリ、ロンボック島、第六報、インドネシア少年少女窃盗団

ロンボック島でのダイビングと南国バンガローを思う存分楽しんだ仲良し4人組み。

残り三日の滞在先バリ島へ移動だ。

時刻は既に夕刻前、一旦ホテルにチェックインし荷物を各々の部屋へ入れることにする。

おッ、来たな。

ここでも、最高の常夏笑顔のセクシーレディがウエルカムドリンクを差し出してくれる。

No、No、結構です。

自分は、秒殺でノーサンキューをコールした。

みんな、あかんで、それ例のやつだから!

隣を見ると、ハジメがグラスに口を付けようとしていたから、飲むんか? と問うと親指でさらに隣を指さした。

ゲッ!

グビグビー。

そうか、君達は、A子、B子だったね。

既に、おかわりして二杯目。

やはり、君達の正体はエイリアンだろうな。

勘弁してや、寝ゲロだけは。

さて、一旦荷物の整理を終えたご一行様。B子の提案でロビーにて作戦会議を開くことに。

議題は、たった一つ。

食事と買い物、どっち先にする?

なるほど、B子らしい質問だ。

そりゃ買い物でしょ、時間的に考えて。

全員に突っ込まれたB子。

しかし、なぜかとても満足顔のB子。

うーん、このタイミングで謎のコンセンサス。

一体、今の同意確認は何だったのだろうかと首を傾げながら、私達は玄関先の通りへ出た。

ギョロリ。

誰かが、見ている。

それも、複数だ。

瞬時に身構えた。

ハジメッ、、

あぁ、分かってる。

流石、アジア諸国歴訪経験者だ。

Aちゃん、一緒に歩こ。

えッ、何?

やたらと、子供が多い。

平均6〜7才といったところか。

まず、その中のゴマダラ柄のシャツがA子に近寄って来た。

前を行くB子には、既に3人が集まっている。

ゴマダラが、右手を高く突き上げ、握りしめたミサンガの束を顔の近くで振り回す。

すると、これが合図か両脇から10人程が一気に駆け寄り、同じくミサンガを振りながら、

ワンダラー、ワンダラー、と連呼を始めた。

ハジメとB子も10人以上に囲まれて、足が止まっている。

超ーウザイッ、を通り越して、

痛ッ。

誰かに背中を叩かれた。コラッ。

痛ッ、まただ。

ちょっと、逃げないと。

4人が、バラバラにされた。

みんな、とにかくミサンガをいくつか買うしか手がないと覚悟した。

各々、不必要な数のミサンガを買わされやっと解放された。

みんな、苦笑いしている。

B子に至っては、100本まとめ買いさせられて呆然としている。

私も三本も買わされた。

あッ、ハジメ、ディバックのチャックが開いてるで。

あ、本当だ。

A子が、俺のウエストポーチとディバックの不自然さに気づいたのも、ほぼ同時だった。

瞬間に悟った。

やられたッ。

ゴマダラだ。

あいつが俺の身体にしがみついていたときだ。

くっそーッ、

バラして忍ばせておいた、バラ札と、小さいサイフをいかれた。

ハジメもバラ札をいかれていた。

それにしても、集団でやってきて見事な連携で仕事に取り掛かる。

まさに、プロの仕業だ。

おまけに、品物まで買わされた。

完敗だ。

うーむ、恐ろしきかな、ミニミニ少年少女窃盗団。

つづく、、

お布施

おもしろ日記ランキング

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

にほんブログ村

FX初心者から上級者、幅広く選ばれているDMMFX

ドメイン無制限!国内最速・高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

会員数200万人突破のポイントサイト【ポイントインカム】

↑これが、トップが勧める最速ポイントサービスだ!

フォローすると微笑が届きます。

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。