海外事情、バリ、ロンボック島、エピローグ
海外事情シリーズは、私が体験した生の情報を真面目に届けるというのがコンセプト。
しかし、バリ、ロンボック編は、少々ストーリーに走りすぎたかもしれない。
それだけ、おとぼけ3人衆のキャラクターが愛おしいかったのだ。
さて、バリ島での滞在も残すところあと二日。
一日は、民族舞踊見学、お寺などの観光名所巡りで、あッと言う間に過ぎてしまい既に最終日となっている。
空港へ向かうバスの中では皆が無口だ。
それぞれに、今回の旅の思い出を回想しているのだろう。
窓からの景色も何やらもの悲しく映る。
旅は、始まる前が一番楽しい。
旅の途中は、非日常という時間に支配され、心も体もハイテンション。決して、冷静ではいられない。
冷静な人は、決してミサンガを200本も買ったりしないだろう。
やはり、脳がハイテンションな証拠なのだ。
読者諸氏、本当にありがとう。
なんとか、バリ、ロンボック編をまとめられた。
ちなみに、ハジメとB子は、あの後しばらくして別れたらしい。
やはり、バリ・ロンボックの風が、心をハイにしていたのだろうか。
まあ、私の腹痛病が無ければ、あそこまで仲良くムフムフしたかどうかは分からないが。
さて、ゲーリーとネゲーロとして世間を騒がせたA子と私。
その後も、2年間、何とか東西600kmの距離の壁を愛という心の勘違いで乗り切ったが、肉体と財布が疲労困憊。
そろそろ、終わりにしようか。
どちらかともなく、寂しい会話を切り出して、
じゃあね。
そうだな。
と、締めくくった。
楽しいロンボックの思い出も、その前も、その後も、二人で過ごした時間は記憶の中に仕舞い込むことにした。
が、ある日の事だった。
トゥルルルッ、トゥルルルーッ。
ガチャッ、はい、もしもし。
あッ、A子だけど。
数週間後、A子からの電話で、もう一度会ってから別れたいと誘いがあり、
何となく程よい距離にある名古屋駅で落ち合うことにした。
よ、久しぶり。
極めて、冷静を装って見たが少しぎこちなかった。
さすがに、この時点では、この先に思わぬ展開が待っていようとは誰もが予測ができなったのでる。
完
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